まだ間に合う、お肌のために化粧の夏の対策をやっておこう

COSME

私たちの肌は、知らない間に季節によって変化していることをご存知でしょうか?

寒い時には毛穴が縮まって、暑い時には毛穴が広がります。そうすることで皮脂の量を調整したり体温も調整しているんです。とくに化粧をする女性にとっては顔の皮膚の状態を見ながら化粧をしなければ結果的に綺麗に仕上がらないのです。

これから迎える夏は、毛穴が開いてくる状態ですよね。冬用肌から夏用肌に変わると同時に化粧の仕方や夏の対策もしっかり見直していきましょう。対策をして綺麗に化粧を仕上げ、お出掛けしませんか?

季節によって化粧のりが違う?

最近は、化粧道具(ファンデーションや下地)もオールシーズン使用できるタイプも増えてきましたがやはり、季節によって肌が変わる部分において敏感な方にはこのタイプはおすすめできないかなと感じています。

ライターの私も実は使用していたのですが、ある季節からやはり化粧のりがしっくりこなくて、オールシーズンタイプは止めてしまいました。

“肌の質は一生同じでもないことに気付いたんです”

肌にも年齢があり、年を重ねるごとに夏でも皮脂の量は若干変わってきたことに気付いたのもきっかけの1つでした。

特に夏の大敵、紫外線は知らない間に皮脂の量も減らしている?と思う位肌のトラブルのもと。夏なのに何となく乾燥したり夏のファンデーションにしてもなんとなく物足りなくなってしまったり、肌の調子は本当に繊細だなと思います。

皆さんも夏でも乾燥したり、化粧のりがしっくりこないという経験あるかもしれません。夏・冬と限定せず、自分にあった化粧対策をしていきましょう。

でも基本は季節物を使うようにしたいですね。

夏のためのお肌を化粧で対策するには?

肌の体質が少しずつ変化しているからと言って、特別に高級な化粧道具や化粧品を揃えるというのも変な話。

ある程度の年齢に達し、どうしても補わなければならない成分はその時対策するとして、今の肌の状態をまず知っておくと良いかもしれません。

まずは、 “基本対策をしっかりすること” ここから見直していきましょう。

<夏の化粧対策1 肌荒れの原因紫外線は必ずカット>

紫外線は1年を通して必ず地上に現れるちょっとやっかいな物質です。

夏はもちろん、冬にもしっかり地上に届いているので寒いから大丈夫と思わず必ず化粧をしない日でも下地や日焼け止めクリームなどを塗るようにしたいものです。

また今回のテーマでもある夏は特に2重にしておく位しっかりUV対策しなければなりません。

日焼け止めや下地クリームを塗ったら、SPF(日焼けを少しでも遅らす機能)30以上で、PA(紫外線防止機能)のプラスがなるべく多いものを選ぶと安心です。

日常生活だと、大体 SPF30 PA++ 位で良いのではないでしょうか?

30の数字は30時間という意味ではなく、日焼けする時間×30倍 という意味です。

つまり、日焼けにかかる時間が早い方は何回か塗り直す必要がある訳です。

また+の数はUV-A(紫外線が最も高いA波)に対する効果の高さを表していて多いほど効果が高くなります。

外のレジャーに行くのであればSPF50でPA+++位は欲しいですね。

紫外線を対策しておかなければ、シミの原因になったり乾燥を引きおこす原因にも発展します。今は良くても将来の肌年齢を少しでも遅らせる事、考えておきましょう。

<夏の化粧対策2 夏でも保湿効果のある化粧品を>

「夏だから、べた付いた化粧品は使いたくない」と思われてる方多いと思いますが、それは間違いです。夏でもしっかり保湿してほしいんです。

もちろん、皮脂の量はその人それぞれ違うため、使う度合いも違ってきます。でも洗顔後何も付けずお手入れしないのはちょっと危険です。

夏の肌は冬よりダメージが多く疲れています。(紫外線予防のために使う化粧品などは結構肌にとってはキツイようですよ)

しっかり保湿力のある化粧水や美容液でケアしてあげましょう。次の日の皮膚の状態が良く活力になるように。そして秋に向けての肌の状態もキープしておきましょう。

<夏の化粧対策3 毛穴をクールダウン お顔の毛穴ケア>

夏の肌の状態は夏仕様になっていて、夏の暑い刺激を防ごうといつもより厚い角質で覆われているといいます。そのために他の季節であれば、すんなり入る化粧水が浸透しない。だからさっぱりタイプを選んでしまう傾向があるのです。

その上毛穴は開いた状態なので、汚れやすく角質がいつも以上に分厚くなります。それを防ぐためにも夏は特に毛穴対策を取り入れて欲しいんです。

対策として効果が高いといわれているのは「ピーリング」。クルクルとクレンジングをするようになじませるだけで毛穴の汚れを除去してくれます。

お風呂で簡単にケアできますし、ツルツル感が実感できます。その後はローションの浸透を良くするためにローションパックがおすすめです。

この時はさっぱりタイプの化粧水にしても良いかもしれません。冷たくしておいて毛穴をキュッと引き締めましょう。そして最後は保湿も忘れずに。

体の中からも夏の化粧対策

顔にどれだけ時間をかけてお手入れをしても、高級化粧品を使っても全てが対策OKなのか?と考えてみると中々上手くはなっていません。

肌のトラブルは外的な原因はもちろん、内的な原因も抱えているからなんです。

普段から偏った美味しい物ばかり好んでいると、ニキビになってしまったり、皮脂量も増えてしまったり、便秘になってしまい顔色まで悪くなったりしてしまいます。

夏だからではありませんが、普段から3食しっかりバランスよく食べておくとお肌の調子も良くなるのは目に見えています。(食べる化粧)
特に夏に気になるシミやソバカスを予防するという※ビタミンC、※ビタミンEは徹底的に意識しながら食事にプラスしてみると良いでしょう。
また、便秘の対策にもなる食物繊維や乳製品も取り入れるようにして下さいね。

※ビタミンC→ブロッコリー・ゴーヤ・キウイ・イチゴ・アセロラ等
※ビタミンE→サーモン・うなぎ・ツナ、モロヘイヤ・ピーマン・かぼちゃ・ゴマ等)

おわりに、夏は目前、肌のコンディションを整えよう

夏は目の前にやってきています。肌の調子は徐々に夏仕様に変わりつつあります。

ぜひ自身の肌の状態をチェックし、夏本番までに整えておきましょう。そして、いまからでもしっかり化粧前の紫外線対策だけは忘れずにしておきたいですね!

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