ベタつき解消!過剰な皮脂に効果のあるおすすめケア8選

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本格的な暑さがやって来るのももう間近。そろそろ、顔の皮脂に対するケアが必要になってくる頃ですね。言葉のイメージも手伝って、汗よりもさらに不快でケアが大変という感じがする皮脂のお悩み。

ここでは身近にできるケアに注目し、お悩みの解消につながる効果的なケアの方法について探っていきたいと思います。

日常のちょっとした工夫で効果が期待できる、そんなおすすめのケア8選としてご紹介しますのでお楽しみに!

あなたを悩ませる皮脂の正体って何?

皮脂というのは、皮膚の内側にある皮脂腺(=脂腺)から出る油脂分のことを指していて、主な成分はトリグリセリド。わかりやすく言えば皮下脂肪ということになります。

皮脂を生み出す皮脂腺は、毛穴が皮膚に埋もれて袋のようになった部分からさらに枝分かれした感じで存在しています。手の平と足の裏以外の場所にたくさんの毛穴を持つ私たちの体では、まさに毛穴のあるところ皮脂腺あり。中でもダントツに多いのが頭皮で、次に顔のTゾーンである“おでこ”と“鼻”、そしてUゾーンの中心、“アゴ”です。

顔と皮脂によるベタつきの悩みを切り離すのが難しく、ケアにも気を使うのはこういった体の仕組みも要因の一つ。ただ一方で皮膚表面の保護と、理想的な弱酸性の状態に保つ役割を持つのがこの皮脂でもあります。

皮脂は常に分泌されている状態というものの、ケアしきれない程に多くなる原因やタイミングがわかればもっと効果のある対策ができるかも・・。

具体的なケアのヒントを見る前に、皮脂が多く出る原因は何なのかご紹介してみたいと思います。

過剰な皮脂を生み出す原因とは?

皮脂分泌の量そのものは、気温や年齢、性別によっても差があります。

温度でいうと気温の高い夏場の方がより多く、一生のうちで皮脂分泌が最も多いとされる年齢は25歳前後。男性に比べると女性の皮脂分泌は少ないとされています。

当然それなりのケアはしているのに皮脂の悩みがつきないあなたには、まず次のような心当たりがないか考えてみて下さい。

  • 夏場も空調の利いた場所で過ごす時間が多い。
  • 体調が悪い。
  • 肌にトラブルを抱えている。
  • ストレスを感じている。

空調の利いた室内では極端な乾燥状態にもなるお肌。ここで適切なケアを怠ると、皮膚は自らの力で守ろうと必死に皮脂を分泌させてしまいます。

さらに、最近忙しい女性の間で増えているストレスが原因と考えられる皮脂のお悩みもあります。ストレスは体の各器官に悪い影響を及ぼしますが、過剰な皮脂分泌はその一つ。自律神経系に異常をきたすと体内の男性ホルモンが優位に立つことで肌のキメまでも乱れ、毛穴も開いてしまいます。

皮脂が多い状態を放置した上にケアも不十分だと、さらなるトラブルも招きかねません。日常には皮脂がたくさん出てしまう原因や条件がいくらでもあるような気がしますが、次にご紹介するケアを参考にすれば改善できることも多いはず。

では具体的なそのケアの内容を見てみましょう。

過剰な皮脂をコントロール!効果が期待できるケア8選

・お顔の肌の温度を下げる“冷やすケア”

普段のケアに使っている化粧水を、夏場は冷やして使うだけでも効果があります。

さらに、小さめの保冷剤をタオルで巻いて肌を冷やしてみるのもおすすめ。

化粧水などで水分を浸透させてから、さらに冷やすのがこのケアのポイント。爽快感と共に毛穴もキュッと引き締まるので、開きがちな毛穴のケアとしても効果が期待できます。

・洗い方を見直す“洗顔ケア”

皮脂でベタつくのだから、しっかり洗顔して取り去った方がいい!?残念ながらそれは効果的なケアとは言えません。

皮脂に対して効果のある洗顔法は、必要な潤いを残しつつ、汚れだけを取り除いてくれるマイルドな洗顔料を選んで優しく洗うこと。

ゴシゴシ念入りに洗うケアが効果をもたらすものではありません。

・保湿をする“水分たっぷりケア”

メイクの前後はもちろんのこと、日中もできるだけ肌の保湿にこだわったケアをしてみるのも効果があります。

お水を多めに飲んで内側からこまめに水分補給すること、さらにメイクの上からでも使えるミスト状の化粧水などを使った保湿ケアが効果的。

夏はサッパリ系のスキンケアに人気がありますが、保湿力の高さとベタつきは別物。

水分をタップリ蓄えることで皮脂を抑えてくれるのです。

・入浴時は必ず湯船につかる

バスタイムのケアをおろそかにはできません。あなたは簡単にシャワーだけで済ませようとしていませんか?

湯船にしっかりつかる習慣も、実は簡単で効果のあるケア。

血行促進や弱った汗腺を鍛える目的と、心身ともにリラックスすることで皮脂分泌をコントロールする効果を味方に付けましょう。

・十分な睡眠をとる

十分な睡眠も皮脂に対するケアの一つです。

不足すれば交感神経が優位に立ち、皮脂をたくさん分泌させる男性ホルモンの働きが活発になることを知って、短時間でも質の良い睡眠がとれるよう努力すると効果は大きいですよ。

できれば、肌の再生に効果があると言われる午後10時から深夜2時までのゴールデンタイムには必ず眠るよう心がけ、眠りの効果で皮脂ケアもしていきましょう。

・食生活の改善

口から摂り入れる食事を見直すことも皮脂のケアには大切です。ジャンクフードや甘いお菓子などを控え、和食中心の食事に変えるのも効果的。また緑黄色野菜をメニューに取り入れ、体の内側からできるケアにも目を向けましょう。

・不足するビタミンを補充する

皮脂に関連したニキビなどを防ぐ目的でも、ビタミンやミネラル不足は避けたいものです。

とはいえ食事からだけでは不足する栄養素も多いので、特にビタミンB2やB6、Cなど過剰な皮脂を抑えてくれる効果のあるビタミン類は処方薬やサプリメントを使ったインナーケアにも効果を期待したいこところ。

ビタミンCのように水溶性のビタミンは特に意識して摂るようにしたいですね。

・嗜好品は控える

アルコールやタバコの摂り過ぎは皮脂との関連が深いものです。なにより、タバコを吸うことで大量に使われるビタミンC不足が心配。人によってはストレス発散などの効果がある嗜好品も、その後のケアを考えればほどほどを心がけた方が良さそうです。

まとめ

肌のベタつきの原因を探り解消に導く効果的な方法をご紹介した今回、いかがだったでしょうか?

おすすめした8つのヒントの中に、あなたに合ったケア方法を見つけて頂ければ幸いです。潤いを味方につける努力をして、これからの季節をサラッと爽やかに乗り切りましょう!

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