○そもそも二の腕にできるブツブツの正体って何?!
腕を触ったときにブツブツ、ザラザラとするこの正体は「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」と呼ばれる皮膚疾患です。俗に言う「サメ肌」のことですね。
原因は実は今も解明されておらず、遺伝子が原因ではないかと言われています。
あのブツブツは毛穴に角質が詰まり皮膚表面が盛り上がっている状態なんですよ。
一般的にホルモンバランスが整っていない思春期に現れる症状で、20代では次第に減り、30代では自然に消えていくようですね。
しかし実際は消えずに残ってしまう人も多いんです。
○二の腕ブツブツができたときに取るべきたった4つのこと
二の腕のブツブツは皮膚疾患ですが、重度でない限りはホームケアで十分治療することができます♪
治療と言っても毎日の習慣を見直すことが基本となります。誤った生活習慣がブツブツを悪化させる原因となるのでよく見直しましょう。
①刺激を与えない
気になってつい手で触ってしまう気持ちは分かりますが、できるだけ触らず刺激をあたえないようにします。
間違ってもつぶして中身を出し切って治そうなんてことはしないようにしてくださいね。つぶすとクレーターになり色素沈着することもあるので絶対にダメですよ。
日常生活で注意してほしいのは入浴時です。
身体を洗う時にナイロンタオルでゴシゴシ洗っている方はいませんか?もし心当たりがあるなら今夜から止めておきましょう。過度の刺激は角質詰まりの原因になって悪化してしまいます。
二の腕を洗う時は顔を洗う時のように泡をたっぷりとつけて、手で優しく洗ってあげてくださいね。
そしてもう一つ、カミソリによるムダ毛処理も良くないんです。
カミソリの刃が肌にあたり無数の細かい傷ができることから、肌トラブルが起こりやすくなります。二の腕にブツブツができている場合はその部分を避けてあげて下さいね!
②食生活の改善
二の腕にブツブツがある人の傾向を見ると、肥満気味の人の発症が多いことが分かっています。つまり肥満を引き起こす食生活が二の腕ブツブツの原因になっているのではないかと考えられているんです。
脂っこい物や甘い物が好きな方は要注意です!
揚げ物やケーキなどの甘いお菓子など中性脂肪の多い食品を摂り過ぎると皮脂分泌が増えてしまいますからね。
そしてもう一点、ビタミンや食物繊維など皮脂分泌を抑制する栄養素が不足すると皮脂の過剰分泌を制御できなくなってしまうんです。果物や食物繊維の多い野菜を食べるなど心掛けるといいですね。
食生活の改善によって皮脂腺から分泌される脂が少なくなり体内環境も整うことで症状改善につながります。
③保湿をしっかり
このブツブツのケアで注意が必要なのは乾燥させないということです。乾燥すると肌のターンオーバーが乱れ症状が悪化してしまいます。人目につくのでケアしょうと思いたつ夏だけではなく、冬も乾燥しやすい時期なので1年を通して十分な保湿を心がけましょう。
お風呂上りにローションやクリームで保湿を欠かさないようにしてくださいね。市販薬を利用してみるのもいいですね。
○まとめ
二の腕のブツブツは放置していても深刻な症状がでるものではなく、30代頃には自然と治っていきます。
でも若い女性にとって二の腕を出すのが恥ずかしいというのは大問題ですよね。オシャレな服を思う存分楽しめるようにぜひホームケアに挑戦してみてください。
すぐに効果が出るものではないので、気長に続けていくことが大切ですよ。そしてキレイな二の腕を手に入れて、自信を持って夏コーデを楽しめるようになるといいですね!