一口に「肌荒れ」と言っても症状はいろいろ。
でもメイクのノリを左右する“カサつき”や、“赤み”はできるだけ早く改善したいものですよね。
私たちが肌荒れやそれに伴う赤みを改善するためには、どんなことに注意したらいいのでしょうか!?
ここでは、肌荒れや気になる赤みを招く原因を知り、改善していくポイントについて探ります。
健康な肌とは?
できればスッピンの状態をよく観察してみて下さい。
あなたの肌は潤いやハリ・弾力が感じられ、血色のいい状態と言えますか?
実はこの4つ、健康な肌にとって大切な要素と言われているものなのです。
赤みなど目立った肌荒れがなかったとしても、一つでも欠けているなら肌荒れ予備軍の可能性がゼロとは言い切れません。
では、一刻も早く改善したい肌荒れや赤みはなぜ起きるのでしょうか?
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肌荒れと赤みを起こす主な原因
潤い・ハリ・血色・弾力性を維持できているということは、バリア機能が正常に働いて外からの刺激をブロックしている状態ですが、すでに赤みが出ているのは皮膚が薄くなって外的な刺激を受けやすくなっていることの表れ。
日常の中でこのバリア機能を乱し、肌荒れや赤みを起こすものには次のようなことが考えられます。
・化粧品による刺激
メイクをあまりしないという方でも、化粧水くらいは使われているのではないでしょうか。
どんなに高価な化粧品でも、ベタベタ・ヒリヒリとした刺激や違和感、さらに赤みまで気になるようではチョイスそのものを改善することも考えた方が良さそうですね。
・食生活の乱れ
体の健康には適度な油分も必要です。けれど油っこい食事ばかりはニキビの元。
当然ながら皮脂の分泌が活発になれば、赤みを伴った肌荒れに悩まされることになります。
また女性が好む甘いものに含まれる糖分も赤みの原因で、分解・吸収されるその過程では健康な肌に必要な多くのビタミン類を消費してしまうことわかっています。
ならば塩分の強い食事はどうかというと、これも体の水分代謝に影響して肌荒れの一因になりますので要注意です。
・タバコやアルコール
“百害あって一利なし”ともいわれるタバコですが、肌荒れにも悪い影響を及ぼします。
顔色が冴えないと感じているなら、摂取したニコチンが血管を収縮させることにより血行不良が起こっている証拠です。
また過度の飲酒では、体内で分解するときに大量の水分が失われると同時に肝臓をはじめ臓器にも負担がかかります。カサつきや突然のニキビ、気になる赤みに悲しまないためにも、適量を心がけるようにしたいものですね。
・紫外線
“紫外線の影響”も女性を悩ませる肌荒れの原因と言っていいでしょう。
特に注意したいのが“うっかり日焼け”。
紫外線B波と呼ばれる波長の短い紫外線は短時間で肌の赤みを起こすものですから、ノーメイクの日でも軽い日焼け止めを付ける習慣は1年を通じて行った方が良いようですよ。
では、すでに起こってしまった肌荒れや赤みを改善に導くためには、具体的に何を注意すればいいでしょうか。
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肌荒れや赤みを改善するには?
・過剰に触り過ぎない
皮膚が薄くなることで起こる赤みに加えて、痒みやヒリヒリとした刺激感があるならできるだけ肌を休ませてあげることが改善への第一歩です。
季節の変わり目などにも起こりやすいものですが、深刻な肌荒れになる前にとりあえず今使っている化粧品の使用を控えてみることも改善策の一つ。
洗顔のしすぎも、結構な刺激になりますので肌荒れや赤みが強い時にはNGです。
少なくとも気になる赤みが落ちつくまでは、ぬるま湯で流す程度にして様子をみるといいでしょう。
・生活習慣を見直す
仕事や家事・子育てなど忙しい日々を送っている方の中にも、肌荒れや赤みのトラブルを抱えている方が多いようですが、症状を少しでも改善していくには肌荒れに効果的なビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく摂る必要があります。日々の食事の改善はあなどれませんよ!
またできるだけ睡眠時間を確保し、日々のストレスを蓄積させない努力も大切です。
女性はホルモンバランスの崩れで一時的な肌荒れを感じることも多いものの、いつもと違うなと思ったら専門家の診断を得てみるのも一つの方法ではないでしょうか。
それは肌荒れや赤みなどの改善だけでなく、隠れた大きな病気を未然に防ぐことにもつながります。
まとめ
女性ならいくつになっても綺麗でいたいもの。
内と外から常に注意を向ければ、肌荒れや赤みを防ぐヒントも見えてくるはずです。
今回ご紹介した改善ポイントが、肌荒れや赤みに悩むあなたのお役に立てば嬉しいです。