皆さんはベッドに入ってすぐ寝付くことが出来ますか?
実は、眠るという事に対して悩みを抱えている方は意外と多いようです。
○布団に入ってから眠りにつくまでに時間がかかる。
○せっかく眠ることが出来ても、ちょっとした音などですぐに起きてしまう。
○自宅では眠れるのに、外出先では眠りにつきにくい。
○考え事があると眠れなくなる。
眠れない理由は人によりそれぞれ違いがありますが、いずれにしても寝たいのに眠れないという状況は辛いものですよね。
翌日の身体にも悪い影響を与えてしまいますし、眠れない状態が続くと健康状態を損ねる原因にもなりかねません。
そこで今回の記事では、眠れない方へ向けて眠りにつくための習慣や、眠りにつきやすくなる方法をまとめてご紹介させていただきます。
複数ありますが、すべてやろうという気持ちではなく、出来そうなものを試していただくような感覚でお試しいただければと思っております。
眠れない夜の参考になりましたら幸いです。
まずは知っておきたい、眠れなくなる理由
「眠れない」という現象はなぜ起こるのでしょうか?
今は約5人に1人もの人が夜眠りにつきにくい、眠りが浅いという症状を感じていると言われています。
眠れない原因は神経症型や睡眠環境によるもの、また睡眠時無呼吸やうつ病など、
一過性のものから身体の健康状態から引き起こされているものまでさまざまなものが考えられます。
後者の2つなど健康状態に関するものが疑われる場合は、早めに専門医へ行き根本の治療が望まれます。
今回の記事では、日ごろの生活や習慣の中で改善していけるものをご紹介させていただきたいと思います。
眠れない夜をなくすための工夫
それでは簡単に始められる眠れる方法をご紹介させていただきます。
ご自身に当てはまるものがあったら、その項目からチャレンジしてみてくださいね。
①規則正しく生活をする
まずは一番シンプルであり、一番大切なことです。
皆さんは朝起きて、朝の日光を浴びる生活をしていますか?
人間の体には、体内時計というものが存在しています。
身体が朝を認識すると体内時計がリセットされ、一日を刻み、夜には自然と眠気がやってくる、というようになっています。
そしてこの体内時計をリセットする方法こそ、「朝日光を浴びる」ということなのです。
朝の光を浴び、メラトニンという睡眠ホルモンを分泌させることにより夜眠くなる。
これが人間の体に備わっている本来の仕組みなのです。
もし今の生活の中で修正が可能なら、朝日を浴びることを習慣づけてみてくださいね。
②入眠前に習慣をつくる
次の方法は、例えば旅行先や出張先、いわゆる「枕がかわると眠れなくなる」という方にとても有効的な内容です。
自宅では毎日ぐっすり眠れるのに枕が変わると眠れない方は、睡眠環境や神経症型による一過性の不眠症といえます。
そのような症状を自覚している方は、入眠前に必ずする習慣を作ることをおすすめします。
例えば、トイレに行く。マッサージをする。コップ一杯の水を飲む。
など、「寝る前に必ず○○する」という決めたことを毎日行うようにしましょう。
習慣を身体に覚えさせることにより、その行為を行うことで心身を安定させることができるようになるので、場所や環境が変わっても眠りにつきやすくなります。
③身体をリラックスさせる
考え事があったり、ストレスを抱えていたりして眠れないという方には、こちらをお試しいただきたいです。
夜は思考が後ろ向きになったり、布団に入ると途端に考え事が頭に巡ってしまいがちですよね。
そのように神経が過敏になってしまっている時は、例え眠れたとしてもなかなか深く質の良い眠りをすることが出来ません。
そのような自覚がある方は、心身ともにリラックスし、副交感神経を働かせることを第一に考えましょう。
本を読むなど心が休まる趣味があれば、そこに意識を集中させ気持ちを落ち着かせるのも方法の一つです。
また、もう一つのおすすめの方法は、身体を温め血行を良くさせる事です。
ゆっくりとお風呂に浸かり体も気持ちもリラックスさせ、
入浴後は体が温まっているうちに眠りにつくことにより、深い眠りにたどり着きやすいですよ。
アロマオイルの香りや入浴剤など、リラックスできる環境を作ってみてくださいね。
まとめ
眠るという事は私たちの体にとって欠かせない事です。
しかし、眠れない、どうしよう、早く寝なきゃ。
そのような気持ちは神経を過敏にさせ、更に眠れない環境を招いてしまうかもしれません。
日ごろからの習慣や眠れる環境作りをして、質の良い睡眠を心がけてみてくださいね。