紫外線でダメージを受けないためのUV対策と予防

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紫外線と聞けば、夏。

ガンガン降り注ぐ太陽が強い時期の前ぐらいに、紫外線対策をすればいいのでは?とうっかり勘違いをしてしまうこともありませんか。ですが、私たちはこの紫外線自体の性質をあまり知らないことも多く、ついのんびり構えているといつの間にか困った日焼けやシミがあちこちにできたり…なんてことも起こります。

この紫外線への対策や予防をするためにも、紫外線が一体どういったものか、少しひも解いていきましょう。

・紫外線にも違いがある!?
・2つの紫外線のピークは?
・困ったことにならないための紫外線対策

紫外線にも違いがある!?

紫外線とひとえに言っても色々あり、その中でも私たちの地球に届く紫外線は2種類だけです。それらはどこかで聞いたことのある言葉かもしれませんが、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)です。

なぜこの2つの紫外線の種類の違いを知っていた方が良いのか…それは私たちの肌に及ぼす影響やダメージがそれぞれ異なっており、降り注ぐ時期も違うからなのです。

でもこの違いや性質をしっかり把握することが、私たちのとても気になる紫外線対策が上手くできるかどうかの“要”になるのです。

■UVA(紫外線A波)

地上へ届く紫外線のおよそ9.5%で、波長が長くUVBより弱いエネルギー波です。弱い紫外線でありながら、その浸透力は強く、肌の表面のみならず皮膚の奥の真皮まで届きます。UVAを浴び続けると、肌はその弾力がなくなり、たるみやシワの原因にもなります。

■UVB(紫外線B波)

地上へ届く紫外線のおよそ5%で、波長が短くUVAより強いエネルギー波です。強い紫外線ですが、肌の真皮までは届かず、当たると表面にやけどのような症状を起こしてしまいます。UVBを浴び続けると、日焼けや炎症・シミ・そばかすなどの原因を引き起こします。

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2つの紫外線のピークは?

紫外線には2つの種類があることがわかりましたが、一体どの時期に一番紫外線の量が増えるのか…。夏前ぐらい?…と答える人も多いのではないでしょうか。

実は、この2つの紫外線は降り注ぐ時期が微妙に異なるため、私たちもそれぞれに合わせた紫外線対策をしていかないといけません。

ではUVAとUVBがどういった時期に、私たちの生活に影響を与えているのか見てみましょう。

UVAの紫外線のピークは、4~8月。特に、5月が一番多くなります。しかもこのUVAは一年を通して降り注ぐ紫外線だということは、意外と知られていません。そして、冬の間もUVAの量はあまり減ることなく、紫外線量の半分ぐらいにしか減少しません。冬だから焼けないので安心…という訳にはいかないということですね。

一方、UVBの紫外線のピークは、5月から次第に多くなり、6~8月にピークを迎えます。
ということは…ネックになるのは、両方の紫外線が重なる時期、5月だということになりますね。夏前からそろそろ紫外線対策を、なんてゆっくり構えていた方…春が来たらすぐに紫外線対策を始めないと遅いのです!

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ですが、年間をトータル的に見ると、UVAは紫外線の量がUVBほどあまり変動せず、1年中通年で紫外線が届いているので、通年通して紫外線対策は必要という結論になります。

お天気別に分析してみると、太陽がさんさんと照りつける晴れの日は、私たちは紫外線の存在をとても気にしていますが、天気の悪い日は、結構大丈夫とタカをくくって紫外線の予防に手を抜いていませんか。実際は、紫外線というものは曇りの日は約60~80%、雨の日も約30%は届いているという統計が出ています。太陽が出ていない日も、うっかり紫外線対策を忘れると、後から肌のコワ~い崩れの結果が待っているので、気をつけましょう。

困ったことにならないための紫外線対策

この2つの紫外線が年中通して私たちの肌に影響を及ぼしている以上、浴びる私たちがその予防と対策をしていかないといけないことがわかりました。

紫外線を甘く見ていると、いつのまにか日焼け・炎症・シミ・そばかす・たるみやひどい症状の場合には、皮膚がんといった深刻な病気まで引き起こしてしまうことにもなりかねません。

では、すぐにでも始められる簡単な紫外線対策のいくつかをご紹介していきましょう。

■帽子・サングラスでUVカット

外出時には、目や肌を保護する意味でも、帽子やサングラスをこまめにつけましょう。特に、長時間屋外に出るときはマストです。

■UV防止クリーム

紫外線対策には忘れてはならないのが、UV防止クリーム。顔だけでなく、腕・脚・そして髪の毛にもUVケアをしてその強い紫外線から守ってあげましょう。

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■家の中でもカーテンを

UVAは窓ガラスも通します。「家にいるから安心」はとても危険です。レースカーテンもなるべくならUV防止が入っているタイプのものをチョイスしましょう。

■体の内側から改善

紫外線をあびると、体内に“活性酸素”が発生し、私たちの美容や健康に大きなダメージを与えます。ビタミンB・C・Eなどを豊富に含む野菜や果物がこの活性酸素を抑制する働きがあるので、意識して摂るようにしましょう。

このように私たちが紫外線に対して正しい知識を持ち意識を向けることで、もう紫外線がコワ~いものではなくなったのではないでしょうか。生活するうえで避けては通れない紫外線なので、上手くかしこく付き合えるようになっていきたいものです。そして、太陽の強い日差しに臆することなく、毎日を快適に、そして健康に過ごしていきたいものですね。

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