私たちにとって、身近な存在である緑茶。毎日飲んでいる方も、たくさんいらっしゃると思います。味がおいしく健康に良いだけでなく、実は美容効果も抜群の飲み物なのです。
このことから、実際に緑茶を使った洗顔せっけんなど、スキンケア用品がたくさん販売されています。
販売されているものも良いですが、緑茶を使ったスキンケアが、自分でできたらもっと良いと思いませんか?そんな方にお勧めなのが、緑茶パックです。
まずは成分について見てみましょう。
緑茶には、カテキン・ビタミンC・クロロフィル(葉緑素)などの、美容成分が配合されており、メラニン生成抑制・抗酸化作用・収れん効果・コラーゲン生成等、美容にとっても効果があります。
具体的な美肌効果
・美白、シミ
ビタミンCが含まれているので、メラニンの生成を抑制してくれる効果があります。
シミの原因になるメラニンを抑えてくれますので、シミ予防にも効果的、さらに白い肌へと導いてくれます。
ちなみに、緑茶はレモンの4倍ものビタミンCが配合されています。
・毛穴引き締め
毛穴を引き締めてくれる収れん化粧水、ご存知ですか?
緑茶に含まれている成分には、収れん効果がありますので、毛穴を引き締めて小さくしてくれます。
・にきび
緑茶に含まれるカテキンには、殺菌作用があります。
お肌を菌から守り、清潔な状態にしてくれるので、にきび予防にも効果的です。
また、抗酸化作用があるので、にきび予防だけでなく老化防止にも効果があります。
このように、緑茶にはたくさんの美容成分が配合されています。
緑茶パックに興味が湧いてきた方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
緑茶パックの方法をご紹介します。
★緑茶パックの作り方
☆用意するもの
・緑茶の葉又は粉末
・小麦粉
・水
・ボウル
①緑茶の葉を、粉末状にします。
毎回粉末状にすり潰す手間を省きたい方は、元々粉末状になったものもありますので、時間短縮にもなりますし、そちらがお勧めです。
②粉末にした緑茶と小麦粉を1:2の割合で混ぜます。
少しずつ水を加え、硬さを調節しながら混ぜて下さい。
目安は、耳たぶくらいの硬さです。
※柔かくしすぎると、パックした時顔から流れていきますので、気を付けて下さい。
③ ②を顔につけて、パックします。
目安は、5~15分程度です。
パックの時間は長ければ長い程効果があると思っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか?しかし長時間のパックは絶対にやめて下さい。
パックが乾ききると、お肌が傷ついてしまうので、完全に乾ききる前に、水・又はぬるま湯でパックを洗い流すようにして下さい。
※洗顔後の使用をお勧めします。
★緑茶パック応用編
・お酢を使った緑茶パック
お水の代わりに、お酢(2~3倍に薄めたもの)を使うと、浸透効果がアップしますので、より緑茶パックの効果が高まりますよ。
※お酢は刺激もありますので、お肌が弱い方は必ずパッチテストを行ってから実践してみて下さい。
もしお肌に異常を感じた場合は、すぐに洗い流して下さい。
・緑茶+ヨーグルトパック
小麦粉の代わりに、無糖ヨーグルトを使用します。
ヨーグルトパックを経験したことがある方は、緑茶をプラスしてみてはいかがでしょうか?
ヨーグルトパックには、古くなった角質除去や・保湿効果が期待できます。
・緑茶パック+はちみつ
緑茶パックにはちみつをプラスすると、更ににきび効果があります。
※緑茶パックは、多く作り過ぎてしまう場合があると思います。
余った場合は、密封して冷蔵庫で保管していれば1週間ほどでしたら、また使用して頂けます。
しかし作った日に使い切り、毎回作りたての新鮮なパックを使用することをお勧めします。
緑茶パックは、全て食べ物でできており、化粧品特有の化学成分などは一切含まれていませんので、お肌にも優しいです。
そのため、市販の美容液がたくさん含まれたパックは週2~3回使用のものが多いですが、緑茶パックは毎日使用しても問題ありません。
毎日続けてすることで、更に効果が期待できます。
★緑茶パックまとめ
緑茶パックは、緑茶の粉末と小麦粉・お水があればできるので、今すぐできる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
普段家庭で使っているもので、美肌ケアができるのは嬉しいですよね。
コスパが良いので、普段スキンケアにあまりお金をかけない方にもお勧めです。
安全性が高く、美肌効果も抜群ですので、ぜひ挑戦してみて下さい。