睡眠については質について考えることがあると思いますが、
寝相について考えたことはありますか。
子供のころの寝相の悪さは心配することはないのですが、
大人の寝相は健康との関係が深いともいわれているんですよ。
比較的安心できる寝相とは
ここでは、頻繁に動き回って寝相が悪いといわれる子供の寝相のことは別として、
健康との関係性があるといわれる大人の寝相について考えていきたいと思います。
まずは、安心できる寝相から紹介します。
・仰向けで脚を伸ばしているというスタイル
仰向けで眠ることができるのは比較的安心してよいといえます。
健康的でなければ眠れないスタイルとも考えられます。
実際に、ベッドやまくらを購入するときなども仰向けの状態で寝心地を確かめたり、
枕の高さの計測を行います。自然とどのような寝相が理想なのかを把握しているからと言えますね。
メンタルと寝相の関係とは
寝るときのスタイルって人によって様々です。
抱き枕やぬいぐるみを使わないと寝ることができないという人もいるのではないでしょうか。
・抱き枕を使う、あるいは気が付けば布団などを抱きしめている寝相
この場合は、欲求不満に陥っているのかもしれません。
精神的なストレスを感じていることが関係していて、
自然と安心を求めるために抱き着いて寝ているともいえます。
もちろんパートナーと一緒に寝ているという人もいると思いますが、
ずっと抱き着いたまま寝るということはあまりないと思います。
不安を感じているというときに何かをぎゅっと抱きしめて眠ってしまうようです。
・仰向けでひざを立てる寝相
気が付けば、ひざを立てて寝るのが楽に感じるために
仰向けでひざを立てる姿勢をとってしまったまま眠ってしまう事があると思います。
これは、足腰にたまった疲労を回復させるためにこのような姿勢になってしまうようです。
しかし、足腰との関係だけではなく、なかなか体から緊張が抜けきっていない状態が引き起こすともいわれていて
メンタル面での関係を心配される寝相の一つです。
割と神経質なタイプに見られる寝相です。
・うつ伏せ
うつぶせでないと眠れないと感じる人も結構いますよね。
うつ伏せは、極度のストレスとの関係性が高いといわれています。
全般的な消化器系の不調を感じる時も自然とうつ伏せで寝てしまうようです。
しかしうつ伏せで眠ることにより顔を横にするため首に負担がかかり首こりを引き起こしてしまう事もあるのです。
健康との関係を疑われる寝相とは
健康との関係を疑われる寝相といわれるとドキッとする人もいるのではないでしょうか。
しかし、これを現在、体が健康ではない、何かの体の不調を訴えているサインなんだと受け止めることで
日常生活でもちょっとしたことに気を付けることができるようになるかもしれません。
・バンザイしているように両腕をあげた寝相
これは割と当てはまるという方もいると思います。
疲れていたり肩こりを感じているときに両腕を上げた状態というものは気持ちよく感じるものです。
実際にこの姿勢をとっているときは、肩こりや首こり、目の疲れといった健康面という中でも
筋肉のこりに関係があると言われています。
凝り固まった筋肉が少しでもほぐれるようにと気づかないうちにそのような姿勢で眠ってしまっているようです。
しかし、この姿勢は布団から肩を出しているのでかえって冷えを促進させコリがひどくなることもあります。
枕の高さを見直してみて、寝ているときは自然な姿勢をとれるようにしたいですね。
・横向きで寝ている寝相
横向きが寝やすいという人は多いといいますが、実はかなり健康との関係がありそうです。
横向きの場合は、どちらを下にしているのかでも健康面でどのあたりに不調を感じているのかという関係性も違っているんですよ。
右を下にして横になっている場合は、胃や消化器系の不調が関係してるようです。
人間は、誰から教えられたわけでもなく疲れている臓器を上にすることで体温を下げ、休ませようとします。
またこの右向きで右手を挙げているという寝相は、飲みすぎ食べすぎの場合が多いようです。
右手を上げることで胃のあたりが緩むためラクに感じます。
逆に左を下に横になっている場合は、肝臓が疲れている場合が多いようです。
アルコールの摂取や添加物などに寄って負担を感じているときに多い寝相ですが、
心臓をはじめとし、胃や腸なども圧迫するために健康とはいいがたい寝相です。
寝相を健康のバロメーターに
寝相と健康の関係について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
寝相による健康との関係で見てみると少し面白いですね。
ただ、日ごろの体の疲れや精神的な疲れを示すバロメーターともいえるので、
寝相と体調を照らし合わせてみるようにしてくださいね。