何度もダイエットに挑戦はしたもののなかなか成功とはいかないという人もいるのではないでしょうか。ダイエットためには色を意識してみるといいかもしれません。
ダイエットと色の関係について紹介したいと思います。
色との関係を最大限に利用することでダイエットにも効果を発揮
ダイエットと色の関係というといまいちそのつながりがわかりにくいと思います。
たとえば、洋服を着るというときあれば白は膨張色なので太って見えやすく黒のほうが細く見えやすいといった色のイメージで考えるととても分かりやすいと思います。
実際にこのような色との関係を利用することでダイエットにも効果を発揮するのです。
食べ物屋さんの看板やシンボルマークなどを見ると赤やオレンジ、黄色といった色が使われていることが多いのに気づくと思います。このようなあたたかみのあるカラーは、食欲を増進させるカラーなので、飲食店などに使われることが多いのです。
逆に飲食店であまり見かけないカラーは冷たく感じるカラーです。このような色による視覚効果との関係を利用すれば、ダイエットの結果が出やすいと考えられます。
色とダイエットの関係を利用した青色ダイエット
先ほど紹介した色の持つ視覚効果というものを利用したダイエットとしてよく知られている青色ダイエットと呼ばれるものがあります。
青色には、食べたいという気持ちを減退させるといった働きがあるといわれています。
ただ、夏の場合は、青は涼しく見えるということから逆に食べたくなると感じる人もいるようですが、一般的に食事の際も青の食べ物というものもとても少なく、日ごろ食べなれない色であるということもあり、青みがある食べ物は食欲がわくというよりは、抑えられてしまうという人が多いようです。この食欲が抑えられるという方法を利用したダイエット方法が青色ダイエットなのです。
やり方はとても簡単です。青い食器を使って食べるよう心がけるだけでも青という色が視界に入るだけで、普段よりも食べたい気持ちを抑えることができるかもしれないといった方法です。この方法の場合、かなりダイエットを強く意識して行わないと結果は得られにくいかもしれません。
効果をより感じたいという人は、青色メガネを使うというダイエットが人気があります。
100円ショップなどでも手に入れることができるので割と手軽に行いやすいといえます。この眼鏡をかけることによって、食べ物が青っぽく見えるのであまりおいしそうに見えなくなり、ダイエットができるというわけです。
ダイエットと色の関係とは
ダイエットを行うときに気を付けたい色やその色との関係はどのようなものがあるのでしょうか。
赤やオレンジとの関係
赤やオレンジといった暖色系の色は食事がおいしそうに見える食欲をそそる色といわれています。赤は交感神経を刺激し、アドレナリンの分泌を促すことで胃腸の働きを活発にするといった働きがあります。また、オレンジや黄色の場合は、自律神経自体に作用し、胃腸の動きを活発化するという働きがあるために食欲をそそる色といわれています。ダイエットという点では不向きですが、逆に食欲がないというときにはぜひ使いたい色ともいえます。
実際にサラダでも単なるグリーンサラダよりも、一緒にトマトやハム、サーモンといった温かみを感じる色のものが添えられていると美味しそうに見えるというのがこの色の持つ働きともいえます。
紫や黄緑との関係
青や紫、黄緑といった寒色系の色はダイエットとどのような関係が考えられるのでしょうか。寒色系の色は一般的に食べたい気持ちを抑えるという働きがあるといわれています。
しかし、青に関しては、テーブルクロスなどで取り入れるとかえって食べ物を美味しく見せてしまうということもあり、ダイエットという目的で取り入れるのであれば、紫や黄緑といった色のほうがよいそうです。
紫や黄緑というのは、副交感神経を刺激し、エネルギー代謝を抑制します。つまり血圧や体温を下げ、食欲の抑制につながるのです。また興奮を鎮める色ともいわれていて食べたいという意欲をおさえるのに効果が高いといわれています。
照明の色とダイエットの関係とは
照明の色によっても料理の見栄えというのは変わってきます。
インスタなどでフォトジェニックな写真を撮っている人だとより色と料理の見え方の関係がイメージしやすいと思いますが、蛍光灯に代表されるような寒色の白っぽいライトよりも白熱灯に代表される暖色のほんのり黄色っぽいライトのほうが温かみがあって料理がおいしそうに見えます。
一般的には、食卓のライトは白熱灯のほうが料理がおいしく見えるということから推奨されているのですが、ダイエットという側面で考えた場合は、蛍光灯を用いたほうがいいといえます。
ぜひ、ダイエットには色が関係あるということを頭に入れておく方がダイエット成功のための近道といえるでしょう。