あなたは真夏の美容や熱中症対策をどの様にされていますか?
美意識が高い女性であれば尚更、真夏特有のしぶとくダメージが強い猛暑や紫外線、更には日々の徹底ケアにうんざりしている事でしょう。
恐らく殆どの方が、化粧品でのUVケア・帽子や洋服・冷却グッズなどを活用し様々な工夫をされている事でしょう。
私たち生き物にとってより身近な必須アイテムをお忘れではありませんか…?
それは“水分”です!
毎日の飲食を通して摂取している水分。
意識的な水分補給を心掛けることで元気に美しく夏を乗り切れるでしょう!
人間と水分の密接な関係・水分不足による危険性・簡単な水分補給の工夫を中心にご紹介します。
命をも繋いでくれている水分・排出量
人間の体の大半を水分が占めており、大人の場合は体重の約6割と言われていて
凡ゆる機能の正常な働きの為に水分は必要不可欠な存在です。
水分はお腹の中だけに限らず細胞・血液・骨中に至るまで存在しています。
よって、私たち生き物と“水分”は切っても切り離せない密接な関係にある事をお解り頂けるでしょう。そして汗・尿・便などにより1日あたり約2.5Lもの水分が排出されます。
夏場に水分不足になると…
只でさえ暑く汗を掻きやすい夏場は特に水分不足に要注意!
また熱中症などの体調不良時は、更に汗を掻き水分不足などによる脱水症状に陥りやすくなります。
水分不足は老化のはじまり
美容面においては主に乾燥状態になり肌が砂漠化し、
例えば艶や弾力などの著しい低下による老化やお化粧のノリが悪くなったり
シワが出来やすく悪化に繋がってしまったりと様々な肌トラブルの原因になります。
美容大敵!水分不足による健康被害
健康面においては、血液の乱れなど最悪の場合には命を脅かす危険性があるので充二分に用心する必要があります。
疲労などが原因と思っている方が多いでしょうが、実はほんの約2割の水分が不足しただけでも
心身共に不安定な状態に陥り食欲不振レベルに限らず熱中症や脱水症状など重度の症状が現れるようになるのです。
・水分摂取量に個人差がある!?
実は水分摂取量に個人差があることをご存知でしょうか?
例えば体の構造・体質や新陳代謝・生活習慣や環境などに個人差がありますよね。
前述したように毎日約2.5L近くもの水分が排出されるとは言っても、
約2.5Lの飲料を摂取すれば良いという単純なものではありません。
何故なら一言に水分といっても、食べ物などから摂取している水分もあれば
目には見えず無意識でも体内で発生してくれる“代謝水(栄養素が代謝した水分)”も含まれているからです。
※あくまでも一つの目安として捉えておくと良いでしょう。
これらの水分摂取量が1日あたり約1Lと言われているので、飲料水からの摂取量は約1.5Lを目安にすると良いでしょう。
※水分摂取量も自覚している以上に実際は不足している場合が高いので、
夏場など特に暑く汗をかいた後はもちろんの事、
気温や汗の量に限らず1日における摂取量を基準にし
念の為に小まめな水分補給を癖付けしておくと良いでしょう。
因みに1日あたりの目安摂取量の水分(1.5L)を継続的に補給されている方々は、
比較的にモチベーションが上がりやすいなど様々な生活シーンにおいて「安定を感じる」と飲料メーカーによるアンケートにて回答をされています。
水分の取り過ぎは逆効果?!賢い水の選び方
いくら生き物に必要不可欠な水分とは言え、
水分の摂り過ぎは体温の低下や血流の悪化や刺激により内蔵の負担になり、
むくみ・倦怠感・消化不良などかえって逆効果になってしまう危険性があります。
冷たい水はそれだけ刺激になり体の負担になるので本来は常温の水やお茶が好ましいです。
(※特に夏場や暖房器具の影響を受ける冬場は保管に気を付け、風通しの良い冷暗所かもしくは冷蔵庫から取り出した直後の摂取は避けると良いでしょう。)
水の種類ですが、基本的にはカルシウムやマグネシウム(塩類)などが極少量しか含まれていない“軟水”がベストと言われています。
ご検討をされる際の選択基準にしてみてください。
・水分摂取もタイミングが重要!
水分の摂取過不足が美容や健康に悪影響を及ぼすことはお解り頂けたでしょうが、
水分補給のタイミングも重要ポイントなのです。
屋内外問わず基本的には臨機応変さが求められるのですが、
水分補給のタイミングは主に3つに分類されます。
・早朝や朝:多少の個人差はあるものの睡眠中にも必ず汗を掻き水分を失います。
それに実は早朝や朝は1日の内で血液の濃度が特に高くなるので
血管が詰まってしまいやすい時なので、起床時にコップ1杯の水分を目安に摂取する習慣を付けましょう。
(因みに就寝前も同様に適度な水分補給をすることで血流をスムーズにしてくれます。)
・運動:屋内外問わず特に汗を掻きやすく水分や塩分を失いやすいので水分補給が欠かせません。
特に真夏の日中に外でランニングをされたり自転車に乗る方はイメージしやすいでしょうが、
運動前や運動中は勿論のこと信号などで停止した際にブワッと汗が湧き出てきた覚えがあるのではないでしょうか?
自ずと喉が渇くものですが、つまり特に運動後の水分補給も欠かせません。
・入浴前後:意外な盲点なのが入浴前後です。
入浴中も運動並みの体力を消耗し汗を掻き水分や塩分を失うので水分補給が欠かせません。
(※運動中や入浴前後はカルシウムやマグネシウムを多く含む天然水“硬水”を選ぶことで、
運動の効力が高まるだけでなく汗と共に排出されるカルシウムやナトリウムなどをしっかりと補い血の巡りをスムーズにしてくれます。)
・水分摂取量 目安
コップ1杯分(150~250ml)を目安にし7杯前後に分けての摂取が好ましいです。
中には筆者のように飲料だけの水分補給では苦痛を感じる方がいらっしゃるかも知れませんので、夏場は時にはご家庭でセルフかき氷を作る際の一つの基準にするのも良いでしょう。
またコップに直接口をつけて飲むよりも、ストローを使うことで負担の軽減や効率アップにも繋がります。
(因みに筆者は入院中に看護師さんから「毎日2Lは水分を摂るように!」との指示を受け、ストローに切り替えてからは簡単に達成できました。)
まとめ
誰しもが一生涯深い関係にある水分。
赤ちゃんの時から既に習慣になっている水分補給をこれからは意識的に行い
ほんの少しの工夫をするだけで美容にも健康にも嬉しいメリットが期待できます。
この夏を美しく健康的に満喫してください!