美しいモデルや女優さんが飲んでいることで話題になったグリーンスムージー。
しかし、その手作りスムージーはたくさんの栄養素を生かせていますか?
間違った作り方をするとスムージーのせっかくの美容に良い力を半減させてしまいます。
美容効果の高さを最大限に引き出すポイントをおさえ、さらに美容に効果的なスムージーの作り方をチェックしていきましょう。
その前にまずはスムージー初心者さんのためにスムージーについて見ていきましょう。
【スムージーがとても優秀なワケ】
スムージーの最大の特長は熱を加えず生のまま作るので、美容に効く栄養素をまるまる摂ることができることです。
ミキサーで作るので食物繊維までしっかりとることができます。
ちなみによく混同される市販の野菜ジュースは加熱・殺菌処理してあるので熱に弱いビタミンCなどは壊れており美容にはいまいちです。
さらに砂糖や塩、保存料などが添加されている場合もありますし、美容に良い食物繊維に関してはほとんど入っていません。
スムージーは美容や便秘、疲労感やダイエットにとーってもおススメなんです♪
【美容効果を最大限に引き出すスムージーの作り方のポイント】
注意点を押さえた正しいスムージーの作り方をおぼえると、スムージーの美容作用がぐーんと高まります♪
◆美容効果を最大に引き出す材料の選び方
いざスムージーを作ろうとしても最初は何が美容に良いのか分からず悩みますよね。
5つのポイントさえ押さえれば、あとはその時期の旬のものを選んだり、冷蔵庫にあるものを選んだり、自分で楽しんで作れるようになりますよ♪
1.葉物野菜は1種類のみ、フルーツは1~3種類まで
美容に良い栄養をたくさん取り入れたいから!とたくさんの種類を混ぜて使いたい気持ちは分かりますが、消化するのに負担がかかってしまいます。
2.デンプン質の野菜はNG!
フルーツとの食べ合わせが悪く、腸内でガスが発生しやすくなります。
デンプン質のものはニンジン、大根、キャベツ、白菜、カボチャ、トウモロコシ、オクラなどです。
3.材料はローテーションにして、毎日同じスムージーばかりをとらないように
1種類の材料ばかり使うと、栄養が偏り体に不調が出る場合があります。
4.水分は水を使う
スムージーのレシピには水の代わりに牛乳や豆乳、ヨーグルトを混ぜている物が多く見られます。
コクが出て飲みやすくなりますが、動物性たんぱく質と一緒に摂ると美容に良い栄養の吸収が阻害されます。
美容に効くスムージーを作るには、「水+野菜+フルーツ」の基本の組み合わせに限りますね♪
5.材料は皮ごと投入
野菜や果物には皮の下側に一番栄養がある部分が密着しているので皮ごと投入すると、酵素や繊維、ミネラルを摂取できます♪
ただし柑橘類やスイカ、バナナのどの厚い皮はさすがにむいてくださいね♪
次に美容に効果的なグリーンスムージーの作り方について見ていきます。
【スムージーの基本的な作り方】
スムージーの作り方はとっても簡単です。
切った食材をミキサーに投入して水を加え混ぜるだけです。
いたってシンプルですね。10分もあればできちゃうので忙しい朝にもおススメです。
水はお好みで加減できます。
とろみのあるスムージーが良ければ少な目に、さらっとした飲み口のスムージーが良ければ多めに調整してくださいね。基本は水200cc程度です。
美容に効くスムージーの作り方1
◆美肌・むくみを防ぐ
(サラダほうれん草1/4パック、リンゴ1/2個、バナナ1本)
ほうれん草のビタミンB、C、カリウムが美容に効きます!
作り方のポイント:生ですのでほうれん草はシュウ酸の少ないサラダほうれん草が安心です。
美容に効くスムージーの作り方2
◆エイジングケア、骨粗しょう症防止
(小松菜50g、バナナ1本、キウイ1/2個)
小松菜には抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC、そしてカルシウムが非常に多いです。
作り方のポイント:バナナは切って冷凍したものを使うと、小松菜の青臭さを緩和してくれますよ!
美容に効くスムージーの作り方3
◆デトックス・美肌
(ケール1枚、バナナ1本、リンゴ1/2個)
日本では青汁の原料として知られていますね。非常に栄養価が高く優秀な食材です。
作り方のポイント:ケールは味にクセがあるので少な目から始めると良いかもしれません。
最後に
美容効果を最大限に引き出すスムージーを作るコツはいかがだったでしょうか?
最初はグリーンスムージーを飲みづらく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方は野菜よりもフルーツの割合を増やしてみてください。甘味が増えて飲みやすくなります。
毎日飲むことで美容に作用する力も格段にアップしますので、どの組み合わせの作り方が美味しくなるかな~♪と、美容のためにも楽しんで続けていけたらいいですね!