【歯磨きにかける時間は長い程いいの?】
歯磨きにかける時間は人それぞれですが、
忙しい朝はついつい短い時間で。
夜はゆっくり時間をかけて。
という方も多いかもしれません。
歯磨きにかける時間は、15分程がベストと言われています。
短い時間では、磨き残しも多くなりますが、歯磨き粉の多くは研磨剤が入っていますので、
あまり長い時間ゴシゴシ擦ると、知覚過敏などに影響する場合がありますので、
あまり力を入れないように歯磨きしましょう。
また、洗面台の前で時間をかけて歯磨きするのは、意外にキツイです。
テレビや雑誌を見ながら歯磨きする事で、
適度な時間をかけた歯磨きをする事が出来ます。
【食後以外の歯磨きのタイミングは?】
効果的なのは食後と就寝前です。
寝ている間は唾液の量が少なくなり、
虫歯の菌が繁殖しやすい環境になりますので、
寝る前の時間帯の歯磨きも大切です。
【食後の歯垢を残しづらい磨き方とは?】
先ほど述べたように、歯磨きの力加減はとても重要です。
急いで歯磨きをすると、どうしてもゴシゴシ強くなってしまいますので、
時間に余裕を持ちながら、歯磨きをするよう心がけましょう。
慣れないうちは、親指と薬指で歯ブラシを持って歯磨きすると、
余分な力を入れずに磨くことが出来ます。
食後の歯垢をしっかり落とすには、
歯に対して歯ブラシを直角に当てる事が大切です。
歯ブラシの毛先がしっかりと歯と歯の隙間に入り込み、
適度な時間で食後の歯垢を取り除く為です。
【時間をかけず効率的な歯磨き方法】
職場などで、あまり時間のない食後の歯磨きには、
デンタルフロスを使うと効果的です。
デンタルフロスとは、歯と歯の間に通して、
かき上げる糸状のものです。
歯科医さんもオススメしているとても効果的な歯磨き方法です。
特に食後は、歯と歯の間に物が詰まりやすくなっていますので、
虫歯の元をダイレクトにかき上げて除去する事が出来ます。
【終わりに】
いかがでしたか?
食後と寝る前の歯磨きは、虫歯や歯槽膿漏予防のための大切な時間です。
時間をかけ過ぎても歯に負担をかけてしまいますが、
優しく適度な時間をかけてあげる事で、いつまでも健康的な歯を維持出来ます。