あなたは、肌の為にどんな事をされて来ましたか?
洗顔・化粧水・乳液・美容液など地道に凡ゆるスキンケアを頑張っているのに中々良い成果を得られないどころか、治りの悪い肌トラブル等に落ち込んでしまっている方も少ないでしょう。
それから、メイクで美肌が手に入ったと思い込んでしまってはいませんか?
確かに近年では低刺激処方などのコスメもありますが、あくまでもメイクは美肌に見せる手法に過ぎず“美肌を作る”ものではないですよね。
例えどんなに優秀なコスメや高いメイク技術があるとしても、やはり大元の肌が安定していなければ元も子もありません。
単なるその場しのぎの誤魔化しなんかではなく、揺るぎない真の美肌を手に入れるのに非常に心強い味方になってくれるものの一つが実は[香り]なのです。
香りを嗅ぐだけで美肌になれるそんな一石二鳥の、嘘の様な本当の話をあなたへお届けしましょう。
香りと肌って一体どんな関係なの?
一見無関係のように思いがちな香りと肌ですが実は密接な関係にあり、香りが肌・嗅覚・心と体に働き掛け心理的・生理的な効果をもたりしてくれるのです。
香りが肌に与えてくれる効果は大きく分けると主に5つになります。
1つ目が香りとホルモンバランスの関係です。
特に女性はホルモンバランスが乱れがちで、それが原因で肌トラブルなどが生じてしまう時がありますよね。
ですが効果的な香りを嗅ぐだけで、ホルモンバランスをコントロール出来る様になり肌の状態が改善されたり肌荒れの大敵でもある心身のストレスを緩和してくれる効果もあるのです。
2つ目は香気成分に関してです。
香気成分とは、基本的に数多くの化合物で構成されていて香りを有する揮発性物質の事です。
一つ例に挙げるとすれば、近年注目を集めているのが薔薇の香りで高い機能性が既に数多く見つかっています。
香りを嗅ぐだけで美肌へと導いてくれるのです。
3つ目は香りと老化の関係です。
まず活性酸素に関してですが、本来は体内で酸素を利用し代謝が行われる際に自然発生するもので体を守る為に必要不可欠なものなのです。
しかし心身のストレスや外的刺激などの影響で活性酸素が体内で増加してしまうと、反対に体の害になり細胞や血管にダメージを与え体内が錆びた状態になり、大病に掛かってしまったり急速に老化し易い状態になり肌トラブルの原因にもなるのです。
ですが効果的な香りを嗅ぐだけで、高い抗酸化作用が生まれしっかりと守ってくれるのです。
4つ目は香りと脳と関係です。
特に脂分を多く含んだ物の過食など栄養バランスの偏った食事は太ってしまうだけでなく肌へも悪影響を及ぼします。
暴飲暴食や反対に極端に摂取量が低ないどの原因の一つにストレスがあります。
そしてそのまま放置してしてしまうと、食欲と関係のある脳が時に誤った指令を出してしまうのです。
ですが効果的な香りを嗅ぐだけで、脳内にある摂食中枢に働き掛け満腹感を得易い状態になり飲食物の摂取量の増減を図る事が出来る様になるのです。
またストレスの緩和にも繋がる言われております。
5つ目は香りとヒアルロン酸の関係です。
ヒアルロン酸とはハリや潤いなど美肌に欠かせない肌内部で作られるものなのですが、その量は加齢により低下していくだけでんなく外部から補う事が出来ないのです。
しかし効果的な香りを嗅ぐだけで、肌の細胞に直接働き掛けてヒアルロン酸を作り出す事が出来るのです。
香りを有効活用!ながらケアの肌への主なメリット
基本的に香りを嗅ぐだけで済むので、時間短縮やコスト削減に繋がると言う大きなメリットがあります。
特に何かと忙しい朝や、疲れ果てて今直ぐにでも眠りに就きたい夜にオススメです。
化粧品は肌質などによって個人差があり時に当たり外れがありますので、無理して高価なスキンケアアイテムに手を出す前に手軽で気軽に出来る香りを生活に取り入れてみては如何でしょうか?
万能と言われるアロマオイルの肌への効果は如何に?!
実は、人は無意識の内にも良い悪い関係なしに毎日数え切れない程の香りを嗅いでいると言われています。
例えば、身近な物で言えば頻繁に口にする飲食物や植物などの自然の香り。
野菜や果物の実物を用いて直接香りを嗅ぐのも良いのですが、より手軽で気軽で万能アイテムのアロマオイルがオススメです。
アロマオイル(別名:精油)とは、植物の根・葉・花・種子や皮・樹脂や皮・果実や皮などから抜き出した天然素材であり、各植物によって香りや機能が異なります。
有効成分を高濃度に含んだ揮発性の芳香物質の事を言います。
ラベンダーオイル
ラベンダーオイルは、葉と花から抽出され特に万能なオイルと呼ばれています。
香りはソフトなフローラル系で、季節問わず万人受けされ易い初心者の入門的とも言える基本となるものです。
幅広い肌質に合い易く安眠効果もあるので常備しておくと良いでしょう。
その他にも保湿・皮脂のバランスを整える、殺菌・抗菌作用によりニキビ・吹出物に、肌のターンオーバーを促進させる事が可能なので皮膚を修復したり老化防止(肌のハリなど)に効果的です。
その上ラベンダーオイルは、少量に限り原油を直接肌へ塗布しても可能と言う数少ないオイルなのです。
ゼラニウム
ゼラニウムは愛らしいピンク色の花を咲かせ、その見た目通り甘く香り高いものです。
主にホルモンバランスを整え生理不順や月経前症候群・ストレスの緩和に効果的であり特に女性に寄り添ってくれるそんなオイルです。
濃度が高く刺激が強いので、ホホバオイルなどの所謂キャリアオイルや精製水とエタノールので0.5%以下にまで薄めてお使い下さい。
一石二鳥!香りの、ながらスキンケアタイムにオススメな方法
1つ目はアロマバスです。
通常通り浴槽にお湯をはりその中にアロマオイルを数滴入れて良く掻き混ぜるだけで完了です。
因みに理想的なお湯の温度は、体への負担が少なくリラックスしてゆったりと入浴出来るぬるめの37~39℃です。
副交感神経(自律神経の働きの一つで、心身の疲労を回復させて癒す。)が優位になり血の巡りが良くなり代謝UPするなるなど、入浴は特に心身共にリラックス状態にある為より効果的な方法と言えます。
香りの種類にもよりますが、数滴でもしっかりと香りを実感して頂けます。
2つ目はアロマポットです。
アロマポットとは主に電球の熱でアロマオイルを温めて香りを拡散させる為の物で、受け皿にアロマオイルを数滴垂らすだけで一瞬にして部屋中に香りが広がります。
置いておくだけで良いので非常に便利なアイテムです。
3つ目は、スキンケアアイテム等に+aでアロマオイルを数滴垂らしてよく手の平で混ぜ合わせて通常通りにお使い頂くだけの方法です。
中でも最初に肌に付ける化粧水との組み合わせがオススメです。
1つ目と3つ目は今直ぐにでも実践して頂けるでしょう。
その他にも、ハンカチに数滴垂らして鼻にあてると言う方法もあります。
まとめ
何かをしながら香りを嗅いだり、いつものスキンケアにほんの少し香りを取り入れるだけで着実に美肌への道が開かれていく事でしょう。
筆者も実際に以前から継続しているのですが、試してみる価値が大いにあると言えます!
今回ご紹介したアロマオイルの香りは極一部に過ぎません。
香りの好みはイメージやその時の体調などによって人其々であり、不快に感じる香りはストレスになり逆効果になってしまう可能性がありますのでお好みの香りをお選び下さい。
香りは言わば、美肌を手に入れたり維持する為に一緒に頑張ってくれるあなたのパートナーと言えるでしょう。
※アロマオイルは基本的には数多くの方にお楽しみ頂けるものですが、体質との不一致や各症状の悪化防止の為にほんの少しでも体調が優れない時や妊婦さんや出産後など心身共に特にデリケートな状態にある時はご使用をお控え下さい。
念には念をと言う事でパッチテストもお忘れなく。